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DS118 のパーミッションを変更する

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PVE に追加している NFS ストレージ（DS118 の NFS）にバックアップするとき、VM なら特に問題なくバックアップ可能。

ところが CT をバックアップしようとすると、次のようにエラーとなる。

INFO: starting new backup job: vzdump 111 --node x300 --compress zstd --storage NFS --mode snapshot --remove 1
INFO: Starting Backup of VM 111 (lxc)
INFO: Backup started at 2022-02-25 22:12:48
INFO: status = running
INFO: CT Name: Proxy-Server
INFO: including mount point rootfs ('/') in backup
INFO: backup mode: snapshot
INFO: ionice priority: 7
INFO: create storage snapshot 'vzdump'
Creating snap: 10% complete...
Creating snap: 100% complete...done.
/dev/rbd4
INFO: creating vzdump archive '/mnt/pve/NFS/dump/vzdump-lxc-111-2022_02_25-22_12_48.tar.zst'
INFO: tar: /mnt/pve/NFS/dump/vzdump-lxc-111-2022_02_25-22_12_48.tmp: Cannot open: Permission denied
INFO: tar: Error is not recoverable: exiting now
INFO: cleanup temporary 'vzdump' snapshot
Removing snap: 100% complete...done.
ERROR: Backup of VM 111 failed - command 'set -o pipefail && lxc-usernsexec -m u:0:100000:65536 -m g:0:100000:65536 -- tar cpf - --totals --one-file-system -p --sparse --numeric-owner --acls --xattrs '--xattrs-include=user.*' '--xattrs-include=security.capability' '--warning=no-file-ignored' '--warning=no-xattr-write' --one-file-system '--warning=no-file-ignored' '--directory=/mnt/pve/NFS/dump/vzdump-lxc-111-2022_02_25-22_12_48.tmp' ./etc/vzdump/pct.conf ./etc/vzdump/pct.fw '--directory=/mnt/vzsnap0' --no-anchored '--exclude=lost+found' --anchored '--exclude=./tmp/?*' '--exclude=./var/tmp/?*' '--exclude=./var/run/?*.pid' ./ | zstd --rsyncable '--threads=1' >/mnt/pve/NFS/dump/vzdump-lxc-111-2022_02_25-22_12_48.tar.dat' failed: exit code 2
INFO: Failed at 2022-02-25 22:12:50
INFO: Backup job finished with errors
TASK ERROR: job errors

原因は Permission denied ということで、DS118 に書き込みできないらしい。VM はバックアップできるのに？

しかたがないから DS118 の管理画面の「コントロールパネル」の「共有フォルダ」の「編集」から「NFS権限」をクリックして「NFSルールの編集」で「Squash」を「全ユーザーをadminにマッピング」することで回避していた（・・・長い）。

でもこのままだと admin が有効ということでセキュリティリスクとして検出されてしまい、毎度メールが届くことになる。何も外部に公開していないとはいえ気分が悪いから、ディレクトリのパーミッションを everyone フルコントロールに変更して、上のマッピングは「なし」にすることにした。

DS118 の管理画面の「FileStation」から、右ペインの権限を変更したいディレクトリを選択して右クリックから「プロパティ」を、続いて「許可」をクリックして everyone を追加、権限を設定する（・・・長い）。

これで CT もバックアップできるようになった。
DS118 の管理画面のコントロールパネルのユーザーとグループから admin も無効にしておく。

一応このとおり管理画面から変更はできるけど、単に everyone フルコントロールにするだけなら ssh でログインして chmod 777 /volume1/disk1 とかするほうが早くてわかりやすいかも。

（参考）

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