MENU
カテゴリー
アーカイブ

NiPoGi mini pc GK3PRO N5105

Proxmox Backup Server 用に購入。これでも推奨サーバーシステム要件を一応、満たしている。

内蔵されている M2.SSD は SATA。正直 256G もいらないけど、 Celeron N5105 はこんな仕様になっていた。少し安い Celeronでも J4125 だとメモリー 12GB、128GB M.2 SSD を選択できる。

目次

2.5inch SSD 増設

PBS のストレージ用に 1T の 2.5inch SSD を増設する。特に説明書的なものは無いけど何とかなる。
上からみたらこんな感じ。

外観

側面の上に、何やら黒いスライドスイッチがある。すぐ隣の黒いネジを外してスライドさせると、

インターフェースと蓋ロック

こんなふうに上蓋が外れて 2.5inch SSD を取り付けることができる。

SSD 増設箇所

ブラケットを固定している3箇所のネジを外して、

ブラケット

ブラケットに SSD を取り付けて、

SSD 取り付け

コネクタを接続して元の状態に収める。

SSD 取り付け後

蓋を閉めてネジを取り付けて終了。

動作確認のため起動してみたら、Windows11 Pro がローカルアカウントで設定された。
念の為、Microsoft アカウントに変更して、アカウントに紐付いたデジタルライセンスに変更しておいた。

ついでに、停電後、AC コンセントが復旧したら自動起動するよう BIOS を変更した。PC の電源 ON 時に ESC 連打で BIOS 設定画面に入ることができる。その他は変更していない。

Windows11 を起動したのはこれっきり。以降は PBS をインストールして 24時間運用を開始。
負荷がかかるのはバックアップ時だけとはいえ、果たして故障せずにどれくらい持つだろう・・・。

SSD は Crucial MX500 CT1000MX500SSD1JP(360TBW)で普通のもの。毎日数百GB を書き込むわけじゃないから本体が壊れるのとどちらが早いだろう?

Proxmox Backup Server インストール

インストールの流れは少し古いけど次の記事のとおり。

リポジトリは最新の以下のとおりに設定。

Let’s Encrypt、ログイン時の2段階認証、UPS 連動の NUT、postfix などの設定を終えて、PVE からストレージを追加、バックアップを設定すれば作業終了。

今回はバックアップ用ストレージを ZFS にしてみた。Mini PC で拡張性も冗長性も関係ないだろうという指摘は当然だけど、差分で済むスナップショットなどメリットもある(と思う)。NAS の iSCSI や NFS を使用せずローカルストレージ(ZFS)に保存する環境だと特別な工夫も不要。さすがに2回目以降のバックアップは非力な Mini PC でも数分で終わる。

全体の消費電力としては、PC4台、HUB、Wi-Fi ルータ、NAS の合計で安定時 60W 前後。UPS はまだ余裕があるから安心。

感想

もし PBS がダウンしたら、自鯖環境では ceph で運用しているオリジナルがあることや、NFS で NAS にもバックアップを残しているから問題にならないけど、大切なデータで過去バックアップ分を残す必要があるなら、同期による冗長化やテープバックアップも選択肢。
いずれも Proxmox Backup Server は対応している。
すばらしい。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 突然、Windows11画面がロツクしたままになってしまいました。画面ロックの解除を教えてください !  購入後、2週間です。サイインインの表示は出るのですが、その後進めません !

    • 申し訳ございませんが、私ではご回答いたしかねます。
      まずは回復ドライブからの復旧を試みてはいかがでしょうか?
      または、販売元NiPoGi-JPのチャット質問にお問い合わせいただくのが賢明かと思います。

コメントする

目次