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NiPoGi mini pc GK3PRO N5105 が壊れたから PBS を VM に移行した

タイトルのとおり。
もともと24時間運用するに耐え得るものではないハズのところを無理していたから仕方がないだろう。約4ヶ月でブート用の M.2 SATA SSD の調子が悪くなって起動できなくなった。
PBS を再インストールすると最初は動作するものの、しばらくするとまともに起動しなくなる(再起動できなくなる)。本体側の問題かもしれなけれど。

今さら M.2 SATA SSD を購入して試すのもあれなんで、datastore 用の 2.5 インチ SSD だけ取り出して、DeskMini に取り付けた。

それから VM(4CPU、メモリ4G、ストレージ32GB)を作って PBS をインストール、取り付けた 2.5 インチ SSD をパススルーで VM に接続して datastore として使うことにした。

具体的な手順は次のサイトを参考にした。VM とはいえ物理ディスクを読み書きするから当然マイグレーションは不可。

自分の環境だと、2.5インチ SSD は sda として認識されている。

ssh で ノードにログインして確認すると sda の ID は次の通り wwn-0x5001b448bd89a3fa になっている。

root@x300:~# ls -al /dev/disk/by-id/
・・・
lrwxrwxrwx 1 root root   9 Apr 16 11:49 wwn-0x5001b448bd89a3fa -> ../../sda

続いて物理デバイスを新しい仮想 SCSI ディスクとしてホットプラグ(追加)する。VM を停止する必要はない。
VM の ID が 212 だとすると、次のコマンドで追加できる。scsi の番号は VM の既存ハードディスクと重複しないように注意。

root@x300:~# qm set 212 -scsi2 /dev/disk/by-id/wwn-0x5001b448bd89a3fa

使用しているのは SSD だから、Proxmox の管理画面で VM のハードウェアから対象のハードディスクを選択して、編集の詳細で表示される画面から SSD エミュレーションを ON(チェックを入れる)にしておく。

取り外す(削除)する場合はこちら。

qm unlink 212 --idlist scsi2

ノードのメモリ使用量は増えるけど普段は 40% 程度だから問題ない。

・・・NiPoGi mini pc GK3PRO N5105 を購入しなくとも最初からこうすれば良かったと反省。

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