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Proxmox Backup Server ストレージの突然死

仮想マシンの PBS にホストマシンの物理 SSD(1TB)をパススルーで接続してバックアップストレージとして使用している。この SSD が前触れなく、ホストマシンに認識されなくなった。

ホストマシン(DeskMini X300)の SATA ケーブルが特殊だから振動で外れたのかな?とも一瞬思ったけれど、そんなことはなく単に SSD が逝ってしまっただけだった。

PC 本体には異常がなかったから良しとしよう。でも、WD Blue SA510 SATA WDS100T3B0A は比較的新しく、1年程度で壊れるとは思わなかったからハズレだったのかな。

復旧作業は次の通り。

  1. 何はともあれ SSD を新調。今回も同じ WD Blue の 1TB。
  2. 物理マシンに認識されていなくても、仮想マシンの構成情報には残っているから、PVE 管理画面で仮想マシンに接続しているドライブを削除する。
  3. 物理マシンの電源を落として SSD を取り替えた後、こちらの記事を参考に改めて仮想マシンにパススルーで接続し直す。
  4. PBS に ssh でログインして、コマンド proxmox-backup-manager datastore remove store1 を実行。
  5. rm -rf /mnt/datastore/store1 でディレクトリも削除。
  6. /etc/proxmox-backup/datastore.cfg を編集して、壊れたストレージの情報を削除する。自分の環境だとバックアップ用のストレージは1台だけだから、datastore.cfg そのものを削除した。
  7. PBS 管理画面から ZFS を追加して、アクセス権限や Prune、GC を再設定する。

とにもかくにも DeskMini が壊れてなくて良かった。


【後日談】

念の為、試しに外付 USB SSD ケースに取り付けて壊れているかどうか確認したところ、何事もなかったの如くドライブが認識された。
ということで、何らかの原因で一時的にデバイスを認識できなくなっただけで、SSD そのものには問題がなかったようだ。

ホスト(PVE)、ゲスト(PBS)ともに、再起動しても認識されなかったから SSD の故障だと思ったけどなぁ。

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