自分の環境だとノードを停止させるタイミングは HA のテストくらいだけど、とりえず停止中のノードを Wake on LAN で起動するように設定してみた。
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UEFI
オンボード LAN からの起動を有効にする。UEFI 設定画面は DeskMini の場合 PC の電源投入後 "DEL"キーを連打すれば出てくる。
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MAC アドレスを調べる
ターミナルから ip a とかで物理インターフェースの MAC アドレスを調べる。
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ノードのオプションを設定する
Proxmox 管理画面でノードを選択して、オプションの Wake on LAN に調べた MAC アドレスを入力する。
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ethtool をインストールする
ターミナルで ethtool をインストールしてから ethtool -s enp2s0 wol g を実行する。Wake-on が "g" になっていればOK。物理インターフェースの名称(enp2s0)は適宜読み替えを。
root@x301:/# ethtool enp2s0 | grep Wake-on
Supports Wake-on: pumbg
Wake-on: g
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crontab に登録する
このままだと Wake-on の設定は保持されないから、PC の起動時に実行させるよう次の1行を crontab に追加する。
@reboot /usr/sbin/ethtool -s enp2s0 wol g
systemd を使う方法もある。お好みでどうぞ。
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試してみる
ノードが起動中の場合は、右クリックで��示されるメニューの Wake-on-LAN はグレーアウトしている。停止中のノードなら選択可能。
※Ubuntu Desktop で Wake on LAN
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