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Proxmox VE 8.0 にアップグレード(本番環境)

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準備

ノード H470 に ssh でログインして実行。

root@h470:~# pve7to8 --full

= CHECKING HYPER-CONVERGED CEPH STATUS =
〜省略〜
WARN: 'noout' flag not set - recommended to prevent rebalancing during upgrades.
〜省略〜

= CHECKING CONFIGURED STORAGES =
〜省略〜
WARN: storage 'store2' enabled but not active!
〜省略〜

= SUMMARY =

TOTAL:    42
PASSED:   37
SKIPPED:  3
WARNINGS: 2
FAILURES: 0

ATTENTION: Please check the output for detailed information!

WARNINGS 1つ目。
管理画面からノードを選択して「Ceph」の「OSD」をクリック、「Global Flags の管理」から「noout」にチェックを入れる。

WARNINGS 2つ目。ノードの VM である PBS を停止したからストレージ(下画像では store2)を無効化しておく。
具体的には管理画面「データセンター」からストレージを選択して赤丸印箇所「有効」のチェック���外す。

これでチェックリストプログラムの警告、失敗はなくなった。

アップグレード

root@h470:~# apt update
root@h470:~# apt dist-upgrade

lvm.conf は推奨どおり「Y」。
UPS 関係の nut.conf、upsmon.conf、upssched.conf その他は書き換えているから「N」。

ノードを再起動して noout のチェックを外して ceph の状態が正常になっていることを確認。
ストレージの「有効」にチェックを入れて元通り。

残りのノードも同じようにアップグレードを実施、問題なく完了した。

管理画面ですぐに気付く違いは下画像の左側に、仮想マシン、コンテナ、ストレージに加えて、ノード 'h470' 上のゾーン 'localnetwork'が追加されているところ。複数のブリッジがあったり vlan を設定しているような場合は見通しが良くなった?

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